がんの検診

国の補助により、わずかな負担で受診することができる「集団検診」は、現在子宮がんのみならず、肺がん、胃がん、乳がんなどの早期発見に絶大な効果を発揮しています。
胃がんの集団検診では、胃のX線撮影や問診(もんしん)が行われ、子宮がんの集団検診では、問診と視診(ししん)、内診(ないしん)、子宮頸部(しきゅうけいぶ)および体部(たいぶ)の細胞診(さいぼうしん)が行われ、いずれも高い成果を挙げています。とは言うものの、実際、胃がん、肺がん、大腸がんの検診は「40歳以上」、子宮がん、乳がんの検診は「30歳以上」という年齢制限があることもあり、集団検診では発見できない場合も少なくありません。
子宮たいがんと子宮けいがんのケースでは、発生する年齢が子宮たいがんは50?60歳代、子宮けいがんでは40?60歳代が多いのですが、これはあくまでも標準的な年齢のピークを言っているだけですので、実際はもっと若い年齢で検診を受けておくほうが無難ですし、子宮がん以外の疾患の可能性が高いとは言え、初期症状である不正性器出血や下腹部痛などがある場合は、自ら進んで検診を受けることが肝心です。

例えば、胃がんの場合は、X線二重造影法や内視鏡(ないしきょう)など、集団検診の問診(もんしん)や胃のX線撮影以外にも、大変精密な検査が可能となっています。
胃がん以外の場合でも、腫瘍マーカー検査や細胞診などによる診断や、CTスキャン、内視鏡、超音波診断、血管造影、アイソトープ、磁気共鳴画像診断装置(じききょうめいがぞうしんだんそうち)(MRI)などにより、初期がんでも見付けることが可能になりつつあります。

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