不正性器出血

子宮たいがんと子宮けいがんの二種類が子宮がんにはありますが、どちらのがんでも「不正性器出血(ふせいせいきしゅっけつ)」という代表的な初期症状があります。
月経以外にみられる性器からの出血を不正性器出血と言います。
この場合の性器とは、膣(ちつ)や子宮(しきゅう)などを指し、生理的な現象である月経もこれらの性器からの出血のひとつです。
また、赤色や褐色、薄い赤などのおりもの(帯下(たいげ))も出血に含まれますが、これは子宮がんのみならず、何らかの病気の兆候であることが少なくありませんので、異常出血に気付いた際は、早急に専門医(婦人科)の診察を受けるべきです。
女性の年齢や妊娠時か、非妊娠時かによって、その不正性器出血がどのような病気の可能性を持つかというのは違ってきますし、素人にはその出血が「不正」かどうかという判断は困難です。
下記の出血の場合は必ず医師の診断を受けましょう。
1、月経の量が通常よりも大幅に多い場合。
2、月経痛が激しい場合。
3、大きく月経周期が狂い、早く、又は遅く出血した場合。
4、月経が8日以上続く場合。
5、普段の月経が終わっても更に出血が続き、特に下腹痛を伴う場合。
6、性交などの接触出血がある場合。
7、閉経後に出血がある場合。
8、妊娠中の場合※1
9、妊娠した際胞状奇胎(ほうじょうきたい)で、妊娠中絶後2年以内に月経以外の出血があった場合。※2

※1妊娠中の出血はとにかく一刻も早い受診が必要です。また、流産や分娩(ぶんべん)後の出血にも注意が必要です。
※2妊娠したものの、それが胞状奇胎だった場合、それがきっかけで絨毛性(じゅうもうせい)のがんができることがあります。

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