がんの因子
「初発因子(しょはついんし)=イニシエーター」「促進因子(そくしんいんし)=プロモーター」の組み合わせによって、がんの遺伝子の活性化(=発がん)は起こると言われます。
がん遺伝子の活性化は、イニシエーターがDNA(遺伝子をつくる「デオキシリボ核酸」)を傷つけ、そこにプロモーターが働きかけることで発生するのです。
多くの化学物質、紫外線、放射線、ウィルスなどが、初発因子(イニシエーター)では知られており、また、煙とタールには発がん性の高い化学物質が多く含まれていることは、喫煙者にがんが多いことから理解できると思います。
初発因子が傷つけたDNAに促進因子(プロモーター)は作用し、癌細胞の分裂を助け、活性化するのです。
ウィルスが子宮がんと関係の深い初発因子で、自分の遺伝子を感染した人の遺伝子に組み込んでしまう性質があるとされています。
早期発見が治癒のポイントとなる子宮けいがん、子宮たいがんなどの子宮がんは、初期症状についてひとりひとりがしっかり理解し、身体の変化に対し常に配慮することが大切です。
と共に、子宮けいがんであれば、ヘルペスウィルス、男性器の恥垢(ちこう)精液のたんぱく質との関係に目を向けるなど、原因の可能性があることに対しての更なる研究が、今後期待されます。
子宮たいがんのケースでは、肥満や高血圧、糖尿病の人に多く、脂肪の過剰摂取との関係を疑う説もあるなど、がんの予防はこのような疑わしい要因を少しでも減らしていくことから繋がって行くのかもしれません。