がん細胞
不正性器出血(ふせいせいきしゅっけつ)や帯下(たいげ)が、子宮がんの場合の初期症状です。
がんというのは何なのか、次に説明したいと思います。
人間の身体は、常に一定の数の細胞でできており、けがをして一部の細胞が失われると、その分だけ新しい細胞ができるというように、新陳代謝(しんちんたいしゃ)によって、古い細胞は新しい細胞へと生まれ変わります。大人になっても、肝臓、腎臓などの臓器は、傷ついた細胞を補うために再び細胞分裂をするのです。
これが正常な細胞の、数を調節する機能で、このようにして身体全体のバランスを保っています。
しかし、「癌細胞(がんさいぼう)」は、細胞分裂を繰り返して異常に増えていき(=増殖)、細胞と細胞の一定の間隔が崩れてくっついたり、固まって重なったりしながらがん組織を作り、これが腫瘍(しゅよう)となるのです。
●浸潤(しんじゅん)
がん細胞は、「浸潤」と言って、周りの領域に入り込み、そこの器官を蝕んでいきます。じっとおとなしくしているわけではないのです。
それぞれの器官の組織(繊維タンパク質)を分解する酵素を出し、組織を破壊する力を、がん細胞は持っているのです。