子宮

骨盤(こつばん)の真ん中あたりにある、西洋ナシのような形をしたものが子宮で、全長7cm、最大幅4.3cm、厚さ2.5cmほどの、妊娠していない時はレモンくらいの大きさをしています。

●子宮体部(しきゅうたいぶ)と子宮頚部(しきゅうけいぶ)
子宮の上方2/3を「子宮体部」、下方1/3を「子宮頚部」と言い、子宮体部の頂上を「子宮底」と言います。
子宮頚部の下の部分が膣(ちつ)に通じており、子宮頸部の一部分であり、膣内の飛び出している箇所を「子宮膣部」と呼びます。
子宮膣部には、「子宮口」という子宮頚観への入口が開いており、子宮体の内部は「子宮腔」と言って、妊娠して胎児が成長する場所のため空洞になっています。

「子宮がん」とは、この子宮にできたがんのことを言い、乳がんと並んで、代表的な女性特有のがんのひとつです。
子宮がんには、子宮頚部にできる「子宮頸癌(しきゅうけいがん)」と子宮体部にできる「子宮体癌(しきゅうたいがん)」の2種類があります。

子宮がんは、早期発見により完治する可能性がありますが、もうひとつの女性特有のがんである「乳がん」のように、自分で触って発見する(自己診断法)ということは不可能です。子宮がんを早期に発見して、進行を食い止めるためには、集団検診も普及してきている昨今ですし、定期的に検診を受けることが大変重要な対策です。
また、初期症状として、子宮たいがん、子宮けいがん共に、不正出血がみられますので、その場合は直ちに専門の医師の診断を受けることが肝心です。

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